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甲子大黒天本山は、弘法大師作の甲子大黒天を祭る日本唯一の本山です。
大黒さまのご誓願は、笑顔のなかにこそ表われています。笑顔で毎日毎日を過ごすためには、まず家族皆んなが健康であり、物質的にも十分恵まれ、しかも心に大きなゆとりをもつことが大切です。これをお授けしてくださるのが甲子(きのえね)の大黒さまです。
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【更新情報 2024.12.1】
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☆この左の写真は、11月29日の朝に撮った神殿です。10日ほど前にみぞれが降りましたが、この日は晴れました。
先月の11月19日に当山の例大祭があり、それが終わると、今度はお正月の準備です。それでも大きな行事が終わったことで、精神的にはだいぶリラックスしています。また、特別ご朱印も昨日までで、次は来年の4月からになり、今日からは通常のご朱印のみになります。
さて旧暦12月の別名を「師走」といいますが、子どもの頃は学校の先生なども忙しく走る月だと思っていました。ということは、つねにおっとりと構える先生が多かったからでしょうか。
辞書を引くと、「師馳(は)せ月」(しはせづき)とあり、師とはお坊さんで、坊さんが走ることなのだそうです。つまり、昔は正月も盆と同じように祖先の霊をとむらう月だったことからの説ではないかと思います。
でも、必ずしも走ることにこだわらなければ、12月は1年の終わりなので、すべてお仕舞いという意味の「仕極(しは)つ」が語源との説もあります。この「し」は仕事の「し」で、「はす」は「果てる」の意味です。
☆右の写真は、11月26日に神殿前で早朝に撮った「吾妻山と下弦の月」です。小さくてわかりにくいのですが、お月さまは右上のところにあります。
たまに、上弦の月と下弦の月との区別を聞かれますが、暦からは、「上弦の月」は新月から満月に変化する頃の月のことで、「下弦の月」は満月から新月に変化するころの月です。
つまり、上弦の月はこれからますます満ちていく、下弦の月はこれからますます欠けていく途中にある形です。
だから、この日に撮った下弦の月は、11月16日が満月でしたから、だいぶ細くなったときの月です。
そもそもお月さまは、大きさが約38万kmで地球の約4分の1ほどです。その公転周期・自転周期は約27.32日ですから、旧暦と今の太陽暦と比べるとだいぶ違ってきます。また、びっくりするのは、ほとんど大気がないため、昼夜の温度差が非常に大きくなるそうです。
ちなみに、月の赤道付近の観測では、昼は110℃、夜は−170℃だそうで、その温度差は200℃以上もあります。
だとすれば、地球から眺めているのが一番いいようです。
☆左の写真は、来年の干支の土鈴です。
巳年ですが、この「巳」という字は季節にすれば4月、陽気が動き出し、それにつれて蛇も顔を出すと解釈する人もいますが、素直に字をみて解釈すれば、その蛇の姿からつくられたようです。
しかし、嫌われている割には、そうとう昔から智恵や財運をもたらすと考えられていて、俗信では蛇の抜け殻を財布に入れておくと金運に恵まれるといいます。おそらく、これは、巳の時刻が一日の真ん中の午(うま)の刻の前であることから、絶頂を前にした上り坂の勢いを「巳の刻」と考え、智恵や財運もさらに大きくなると想像を膨らませたのではないかと思います。
また、漢文学者の藤堂さんは、「巳」の字は「母体内で胎児の頭と胴のできかけた形である」と解釈しています。とすれば、暦的には、新しい時代が始まるかもしれないという期待につながるのではないでしょうか。
いずれにせよ、今年は地震や集中豪雨などの自然災害が多かったので、来年は少しでもいい年になるようにとの願いから、今年も土鈴をつくりました。毎年同じぐらいの数をつくっていただくのですが、なくなればそれで終わりですので、なるべく早めにお願いしたいと思います。
さて、「信濃三十三観音霊場の旅」も5回目になりましたが、今回は令和4年5月17日にお詣りした信濃の「善光寺」です。
ここは、信濃霊場のなかでも客番になっていて、さらに御開帳は数え年で7年に一度とされておりましたが、新型コロナウイルス感染症の流行で1年遅れての御開帳となりました。それを機会に、この「信濃三十三観音霊場の旅」を思い立ったのでした。
この延期されたことで、どちらの年を起点として次回を決めるのか注目されていましたが、長野商工会議所は2027年(令和9年)開催を善光寺へ請願し、全山の住職で構成する代議員会では、2027年開催を決定したそうです。
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