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甲子大黒天本山は、弘法大師作の甲子大黒天を祭る日本唯一の本山です。
大黒さまのご誓願は、笑顔のなかにこそ表われています。笑顔で毎日毎日を過ごすためには、まず家族皆んなが健康であり、物質的にも十分恵まれ、しかも心に大きなゆとりをもつことが大切です。これをお授けしてくださるのが甲子(きのえね)の大黒さまです。
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【更新情報 2024.10.1】
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☆この左の写真は、9月28日に撮った神殿です。
今年は残暑が厳しいと思ってましたが、ここ数日は朝夕が涼しくなり、少しずつ平年並みの気温に戻りつつあります。
さて、旧暦10月の別名を「神無月(かんなづき)」といいますが、もとは「神無」はたんなる宛字のようです。だから、いろいろと諸説があり、たとえば、神嘗月(かんなめづき)で、新嘗(にいなめ)の準備をする月だから、という説や、月醸成月(かみなんづき)で新穀で新酒を醸す月という意味だとする説などがあります。
ユニークな解釈では、雷無月(かみなしづき)で雷のない月という説もあります。
☆右の写真は、9月27日に神殿前で撮った「ミヤギノハギ」です。
ハギは、漢字で書くと「萩」ですが、牧野富太郎は「艸+秋」という会意による国字であるといいます。そういえば、中国では「胡枝花」とも書きますが、私がもらった中国植物図鑑にも「萩」と出ているところをみると、この「萩」が秋の草花らしいということでしょう。
この萩は、万葉集でも、植物の中では一番多く詠まれていて、古くから親しまれています。秋の七草の歌では、山上憶良が秋の野の花を詠める歌として、「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」と「萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花」と2首詠んでいます。
最初に萩の花が出てきますが、最後の「朝顔の花」というのは、桔梗(ききょう)という説が有力です。
この写真のハギは「ヤマハギ」ですが、この他に「ミヤギノハギ」や「チョウセンハギ」、「ニシキハギ」、「マキエハギ」なども小町山自然遊歩道にはあります。
☆左の写真は、9月23日に山辺町大蕨地区にある「大蕨の棚田」を撮ってきました。
ここは、山形市内からだと西へ約15kmほどの山辺町西部の山間部にありますが、この日は孫が白鷹町のふるさと森林公園で試合があり、私が迎えに行くことになりました。そこで調べてみると、そこから「大蕨の棚田」までは、県道17号を経由して18.2q、約24分ほどということなので、少し早めに出発して行くことにしました。
あいにく、途中は曇りから小雨でしたが、近づくにつれて天気が回復し、大蕨に着くころには太陽も顔を出してくれました。この写真を見れば、それがよくわかります。
ここ数日は雨降りが続いたので、長靴を持っていったのですが、それが正解で、濡れた田んぼのあぜ道を歩くと、やっと咲き出した曼珠沙華の花も見ることができました。そして、全体を見渡せるところから撮ったのですが、平成11年(1999年)には、この3.4ヘクタールの棚田が農林水産省から「日本の棚田百選」に選ばれたそうです。
特に目を引くのは、稲ぐいに干された天日干しで、まさに日本の原風景ともいえます。おそらく、棚田百選に選ばれた理由も、山の緑を背にして規則正しく稲ぐいが並んでいる姿にもあるのではないかと思いました。それにしても、これを維持するには大変な労力が必要で、写真を撮りながらもそれを感じました。すぐ近くに農家の方がおられたので、このお米の品種を聞くと、「里のゆき」だと教えてくれました。
帰りは、山辺町作谷沢の湧き水「萬年水」を飲んで白鷹まで戻りました。
さて、「秋田三十三観音霊場の旅」が終わったので、今回から「信濃三十三観音霊場の旅」を始めます。令和4年5月16日に出発したのですが、きっかけは信濃の善光寺が7年に1度「善光寺前立本尊御開帳」を新型コロナウイルス感染症の影響で1年遅らせたことと、期間も4月3日(日)から6月29日(水)までと1ヶ月ほど伸ばしたことです。
だとすれば、この機会に善光寺をお詣りしながら、信濃三十三観音札所もお詣りしようと思い立ちました。第1回目は、第19番札所の菩提院です。
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