☆大黒さまはつねに笑顔です。その笑顔を皆さま方にお授けします・・・・・☆


 甲子大黒天本山は、弘法大師作の甲子大黒天を祭る日本唯一の本山です。

 大黒さまのご誓願は、笑顔のなかにこそ表われています。笑顔で毎日毎日を過ごすためには、まず家族皆んなが健康であり、物質的にも十分恵まれ、しかも心に大きなゆとりをもつことが大切です。これをお授けしてくださるのが甲子(きのえね)の大黒さまです。
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【更新情報 2024.3.15】
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☆この左の写真は、3月14日の朝に撮った神殿です。
 前日に雪が降ったのですが、あっという間に消えてしまい、この日も本殿正面から入ってお参りができました。

 さて、弥生3月、なんとなく春がそこまで来ているような感じがしますが、この旧暦3月の別名「弥生(やよい)」というのは、『草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったという説』がもっとも有力ですが、まさに草木がいよいよ生い茂るといわれると、そうあって欲しいと思います。

☆右の写真は、3月5日に撮った神殿わきのコナラの枝先から、雪が落ちた瞬間です。
 このような写真は、撮ろうと思ってもなかなか撮れるものではなく、雪が落ちる気配を感じて、いつでもシャッターを切れるようにして待つだけです。
 この日は快晴で、向こうに見える吾妻山もはっきりと見え、天元台高原スキー場も第三リフトまでわかります。今年は少雪だったこともあり、他のスキー場は滑ることができなくても、ここ天元台高原スキー場だけは滑走可能だったこともあり、だいぶ混んだようです。
 しかも、今年の松が岬公園で毎年開催されている「上杉雪灯篭まつり」も雪がなくて、この近くの西吾妻スカイバレーからダンプカーで雪を運んでなんとか雪灯篭を作ることができました。近年は、このような雪運びが多くなっていて、雪灯篭そのものの数も少なくなっています。
 やはり、雪国は雪を使ったお祭りも多いので、どこも苦労しているようですが、このような銀世界を見ると、雪もまたいいものだと思います。
 
☆左の写真は、3月14日に小町山自然遊歩道で撮った「フクジュソウ」です。
 今年は長期予報通り暖冬で、雪も少なかったようですが、野外の植物たちにとってはむしろ大変だったようです。
 フクジュソウを漢字で書くと、福寿草というとても縁起の良い植物です。このあたりでは「元日草」ともいいます。
 なぜ、こんな季節に花開くのかといいますと、早春のまだ花の少ない時期に咲けば、競争相手は極端に少ないはずです。たしかに、いつ雪が降るかもしれない気候の厳しさはありますが、太陽の光が射しているときだけ花開き、少しでも曇ると花を閉じ、気候の変化に対応しています。さらに、この花はパラボラアンテナのような光を集めやすい形をしており、温度計で測ってみても花びらの中は暖かいようです。
 そして、不思議なことに、虫媒花のほとんどは花の中に蜜を作ることで昆虫たちに来てもらい花粉を運んでもらうのですが、フクジュソウはほとんど蜜を作れません。では、なぜ昆虫が来てくれるのかといいますと、この花の暖かさではないかと言われているのです。もちろん、この時期は昆虫だって寒いはずです。だからこそ、ときどきフクジュソウの花を訪れ、体を温めているのかもしれません。さらに、この暖かさが種子を成熟させるためにも役立っています。ある方が実験したそうですが、フクジュソウを2つのグループに分け、確実に受粉したことを確認した後で、1つのグループはそのまま花びらを残し、もう1つのグループは花びらをすべて切り落としました。そして種子が成熟するまで観察を続けましたが、花びらがあった方は70%が種子をつくったそうですが、花びらを切り落とされた方は50%しか種子をつくれなかったといいます。ということは、花が太陽の光を集めて昆虫を引き寄せるだけではなく、自分の種子をつくりだすためにも役立っているということになります。そして、この観察でもわかることですが、自家受粉をしないように、メシベが先に成熟し、他の花のオシベの花粉を受粉するようにできていますから、これだって優秀な子孫を残すためにしていることの1つです。
 そして、早春に他に先駆けて花を咲かせ、子孫を残し、自らが生きる養分を十分に蓄え、2〜3ヶ月でさっさと地上部を枯らし、冬眠に入ってしまいます。そうすれば、他の植物たちが葉を大きく茂らせるころに無益な競争をすることもありませんし、無駄なエネルギーを使うこともありませんから、フクジュソウの生き方は省エネそのものの生き方でもあります。
 このようにフクジュソウの生き方を見てみると、フクジュソウの生き方にも個性があり、見習うべきこともたくさんあります。フクジュソウは、その名の通り、人と争うことを好まない福寿の精神で生きているようです。

 さて、「秋田三十三観音霊場の旅」は第21回目で、令和4(2022)年9月13日にお詣りした鹿角市の第30番札所「円通寺」です。


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