大
甲子大黒天本山は、弘法大師作の甲子大黒天を祭る日本唯一の本山です。
大黒さまのご誓願は、笑顔のなかにこそ表われています。笑顔で毎日毎日を過ごすためには、まず家族皆んなが健康であり、物質的にも十分恵まれ、しかも心に大きなゆとりをもつことが大切です。これをお授けしてくださるのが甲子(きのえね)の大黒さまです。
この『大黒さまのホームページ』を管理しているのは、甲子大黒天本山の山主です。もし希望などがありましたら、最下段のメールアドレスよりお願いいたします。
【更新情報 2023.11.15】
☆『ちょっとお話しを』 更新しました!
☆『小町山News』 更新しました!
☆『本のたび』 更新しました!
【最新 News 】
☆左の写真は11月15日の朝に撮った神殿です。
あと4日後の11月19日には、甲子大黒天本山の例大祭があります。今年も昨年と同じように、諸作法の後に特別祈祷した真空パック詰めのお餅とご神酒をお配りすることにいたします。また、直接お参りできない方は、郵送でも例大祭の特別祈祷を受け付け、大祭後にお送りいたします。もし、ご不明な点がありましたら、甲子大黒天本山 0238-32-2929 までお電話ください。
さて、旧暦11月の別名を「霜月」といいますが、文字通り霜がおりる月の意味で、この季節になると実感します。もちろん、他の解釈もあり、「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もあるそうです。
でも、やはり霜月のほうがぴったりくるように感じます。
☆右の写真は、11月13日に撮った「参道わきのモミジの紅葉」です。
このモミジは、「出猩々」という品種で、春は赤い葉で、夏になると緑葉になり、秋になるとこのように真っ赤に紅葉します。それでも、今年の夏の暑さと水不足で、例年よりは鮮やかさがないようですが、まわりのモミジよりは紅葉しています。
このモミジは、平安時代ごろから使われていて、「もみづ」といっていたようです。これは、ベニバナなどから染料を揉み出す(もみづ)という意味で、そこから赤く色づく様子を染料のように染み出すようだとして、「もみぢ」とよばれるようになったそうです。
そういえば、これらモミジの紅葉は、他の樹々の紅葉よりは一段と鮮やかなので、「モミジ」=「紅葉」になったといわれても、納得です。
甲子大黒天本山の境内地にある小町山自然遊歩道でも、モミジの紅葉はダントツで、遠くからでもわかります。次に紅葉するのは「メグスリノキ」や「ウルシ」で、本数が少ないので、あまり目立たないようです。
そういえば、今年はNHKの朝の連続テレビ小説『らんまん』で、植物学者の牧野富太郎博士がモデルになり、植物に興味を持つ人たちも増えたようで、小町山自然遊歩道の植物に対する質問も多くありました。
☆左の写真は、来年の干支の土鈴です。
来年は「辰年」ですが、十二支のなかで唯一の架空の存在なので、いろいろな解釈ができます。玄侑宗久さんの「三昧力」という本には、7つの生き物を組み合わせて創られたらしいと書いてありました。
「まず胴体は「蛇」。これは西欧的なイメージではなく、地に足をつけた現実性を意味する。ヒゲは「鯉」。逆流を遡る強い生命力である。また角は「鹿」で、あの角は攻撃のためでなく、専守防衛に用いられる点が気に入られた。そのプライドも象徴しているのだろう。足というか手は、「鷲」で、鷲づかみの強い意志。耳は「コウモリ」だというから、コウモリの不思議な聴覚のことは、昔から知られていたのだろう。顔の形は、ワニだという説もあるようだが、「ラクダ」という説のほうが説得される。どんな過酷な環境でも、わりと暢気そうに見える点が美徳とされたのである。最後に入れる眼は、「仏さま」ということになるのだが、実際に描く際は、「牛」の眼を参考にしたらしい。牛は純朴で落ちついているからだろう、仏の慈悲と智慧が、それによって点晴されたのである。」としています。
なるほど、龍というのはいろいろなイメージがあるものです。
さて、「秋田三十三観音霊場の旅」は第13回目で、令和4(2022)年9月12日にお詣りした湯沢市相川麓にある第4番札所「雲岩寺」です。
☆この下から、サーチエンジンGoogleによる検索ができます。ぜひ、利用ください。
連絡先 郵便番号 992-0076
山形県米沢市小野川町小町山 甲子大黒天本山
電話 0238-32-2929 Fax 0238-32-2988
大黒さまのホームページPart2へは、下の絵馬を押して下さい。
☆リンクご希望の方は、必ずお知らせください。バナーもすぐ下に準備しておりますので、お使いください。
Created by Yoshihiro Sekiya
Copyright(c)1998 Yoshihiro Sekiya All Rights Reserved