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甲子大黒天本山は、弘法大師作の甲子大黒天を祭る日本唯一の本山です。
大黒さまのご誓願は、笑顔のなかにこそ表われています。笑顔で毎日毎日を過ごすためには、まず家族皆んなが健康であり、物質的にも十分恵まれ、しかも心に大きなゆとりをもつことが大切です。これをお授けしてくださるのが甲子(きのえね)の大黒さまです。
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【更新情報 2025.12.1】
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☆この左の写真は、11月30日の朝に撮った神殿です。
この日は、朝から真っ青な空で、気持ちの良い1日でした。今日から12月で、1年の締めくくりの月です。終わりよければすべて良し、ですから、迎える新年のためにもすべて良しの流れをつくりましょう。
さて旧暦12月の別名を「師走」といいますが、子どもの頃は学校の先生なども忙しく走る月だと思っていました。ということは、つねにおっとりと構える先生が多かったからでしょうか。
辞書を引くと、「師馳(は)せ月」(しはせづき)とあり、師とはお坊さんで、坊さんが走ることなのだそうです。つまり、昔は正月も盆と同じように祖先の霊をとむらう月だったことからの説ではないかと思います。
でも、必ずしも走ることにこだわらなければ、12月は1年の終わりなので、すべてお仕舞いという意味の「仕極(しは)つ」が語源との説もあります。この「し」は仕事の「し」で、「はす」は「果てる」の意味です。
☆右の写真も、同じ日の11月30日に撮りました。
この日の朝に霜がおり、このアセビの花も葉も、キラキラと輝いていました。アセビを漢字で書くと「馬酔木」で、名の由来は馬がこれを食べると酔っ払ったようになるからだそうです。
しかし、もともとは「悪し実(あしみ)」からきたといわれ、あしみがなまって「あせび」になったようです。この悪し実というのは、毒のある実のことで、馬だけではなく、奈良公園にもアセビはたくさんありますが、シカも食べないので、それで増えてきたようです。
この毒は、「アセボトキシン(asebotoxin)」という成分で、樹皮や根皮に多く含まれていますが、それ以外の葉や花などにもあり、アセビのすべてに含まれているようです。
しかし、花もきれいなので、万葉集にも約10首ほど詠まれています。たとえば大伴家持の、『池水に 影さへ見えて 咲きにほふ 馬酔木の花を 袖に扱入(こきい)れな』は、その美しいアセビの花を手折って持ち帰るさまを詠んでいます。
また、俳句での季語は、馬酔木は「晩春」で、あしびのはな・花馬酔木などがあるようです。
それにしても、これからの季節、植物たちにとっては厳しい寒さにさらされますが、雪国は雪が降ってしまえば、そのなかでそれほど寒くなく過ごせます。
☆左の写真は、来年の干支の土鈴です。
毎年、例大祭が近づくころに出しますが、いつもお正月の後半にはなくなってしまいます。もし、毎年集めておられるのなら、ぜひお早めに受けていただきたいと思います。
来年は、丙午の年で、この「午」の漢字は、上下させる杵、そういえば、この杵という漢字は、木偏に干支の午と書くのですが、その杵の象形文字であり、十二支の第7番目で、まさに半分からの折り返しの年に当たります。
1日の時間でいえば、午の刻は11時から13時までの2時間ですから、その間の12時を正午、つまり正しい午と書きますし、その前を午前、その後を午後といいますから、まさに、時の分岐点のようなものです。そういう意味では、来年はとても大事な1年になります。
あと1ヶ月、皆さまも良い年を迎えるためにも、風などひかないように気を付け、お過ごしください。
さて、「信濃三十三観音霊場の旅」も29回目になりましたが、今回は第15番札所「岩殿寺」で、東筑摩郡筑北村坂北楊柳山にあります。
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