12.大黒さまのご利益について

●このコーナーでは、大黒さまのご利益などを掲載しています●
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☆甲子の大黒さまのご利益について

 甲子の大黒さまは、昔から福・禄・寿を授与するといわれています。
 福とは精神的な心の豊かさ、禄とは物質的なものの豊かさ、寿とは心身の健康であり、すなわち、家族皆が毎日毎日を大黒様のような笑顔で過ごすことができるように守護してくださいます。とくに、現代のようにデフレスパイラルのなかにいると、この不安定な状況がいつまで続くのかさえわからなくなってきます。まさに不安がさらに不安をあおり、心にいつも暗雲が立ちこめているようなものです。
 昔は、信仰することにより、いわばある種の下駄を預けるような安心感があり、そんなにイライラしたりすることもなかったようです。それが信仰するということで、いわば安心をえる方法でもあったようです。
 しかし、今はすべてが個人の責任になり、その責任の重さで悩んだり、つぶされたりしているのが現実のようです。
 だとすれば、素直にお参りし、自らはなかなかできないことを神仏にお願いし、まかせきることによって笑顔が戻ってくるように思います。大黒さまのもっともふさわしい姿は、笑顔です。笑顔こそ、大黒さまです。
 その笑顔で毎日をすごすためにも、ぜひ、お参りしましょう。

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 このコーナーには、お参りいただいた方々から直接お伺いした話を載せたいと思います。もし、自分の体験談を載せたいときには、メールをください。
 もちろん、掲載にあたっては、実名で差し支えなければそのようにしますし、匿名も可とさせていただきます。



◎幸せってなに?

 ときどきこのホームページを見せていただいています。
 また、お参りもそんなに多くはないのですが、年に2〜3度ぐらいはしています。
 さて、私には、あまり大変だとか苦労したという思いはないんです。どちらかというと、毎日が平々凡々に過ぎていきます。それって、幸せなんでしょうか?
 でも、考えてみると、幸せかどうかなんて、それもあまり考えていません。はたして、これでいいのでしょうか?
 (福島県 安西)

 ちょっとお話しさせてください。
 本当は、このコーナーではなく、「Q&A」のコーナーなのかもしれませんが、実は、これも信仰の1つのご利益だと思います。
 幸せかどうかなんて考えると、ほとんどの人が不幸という答えを出すようです。本当に幸せな人は、あなたのように幸せか不幸かなんて考えません。毎日がなんとなく過ぎてしまうということは、特別な災難とか病気とか、あまり心配することがないからなのではないでしょうか。だとすれば、それはとても幸せなことです。幸せなんて、遠くにあるものではなく、自分のなかにあるものからさがすものです。ぜひ、その幸せに気づいてください。
 (山主)


◎勝ち組とか負け組という言葉は嫌いです!

 世の中は、勝った負けたとばかり言い切れないことがたくさんあります。
 というのは、いつも運動会でビリだった家の子が3位になりました。とてもうれしくてメールさせていただきました。というのは、運動会の前の日曜日に子どもと一緒に大黒さまにお参りし、とにかく元気で走れますようにと祈りました。その帰り道、ある公園で久しぶりに親子で走ってみました。一緒に汗を流すと気持ちよく、とにかく楽しかったです。
 たしかに3位では1位や2位の子どもより遅いでしょうが、それでも家の子は楽しく走れたことがとてもうれしかったようです。親としても、順位にこだわるより、楽しく走れたことが一番良かったと思います。
 これからも、大黒さまのようにいつも笑顔で全力を出し切ってほしいと願っています。ぜひ、お守りください。
 (鈴木正男)



◎家族に笑顔がもどってきました!

 子どもが中学1年のとき、あることからほとんど家族と話しをしなくなりました。学校にはちゃんと行くのですが、家ではほとんど部屋にこもってしまいます。もう、どうしていいかわからず、大黒さまになんどかお参りに行きました。
 そして、去年の大祭のとき、土曜日で休みだったので親戚の子どもたちも誘っていっしょにお参りに行きましたら、福餅を楽しそうに食べていました。
 それから正月を迎え、そのあたりから家族とそろって食事をするようになり、少しずつ話しもするようになりました。今では、以前とほとんど変わらないようになりました。
 もう、1年近くなります。今年も、ぜひお参りさせていただきます。もちろん、家族全員で。
 (匿名希望)



◎商売繁盛!

 商売がうまくいかなくなり、そのうちに家族もぎすぎすとしてささいなことから言い争いをするようになってしまいました。このままでは自分だけでなく、家族みんながおかしくなると思いお参りをさせていただきました。
 今のところ、商売は上向きになり、忙しさにかまけて家族も前よりは言い争いをしなくなりました。お参りしたからだけではないでしょうが、少しよくなっただけでだいぶ前向きに考えることができるようになりました。
 (望月)



◎商売が軌道に乗ってきました。

 今までやっていた商売が、この長引く不景気で、ダメになりました。
 そこで、心機一転、新たな商売を始めたのをきっかけに、お参りに行きました。それでも、最初は持ち出しの方が多かったのですが、やっと少しずつ軌道に乗りつつあります。この運気を大切にするためにも、これからもお参りを続けますので、よろしくお願いいたします。
 (斎藤一也)



◎赤ちゃんが授かりそうです!

 今年初め、どうか子どもが授かりますようにとご祈祷していただきました。でも、結婚して7年になり、半分はあきらめておりました。
 それが今月お医者さんに行ったら、三ヶ月だと言われたのです。自分でもまさかと思いましたが、やはりそうなのです。あきらめていただけに、主人も大喜びです。無事出産できましたら、3人でお礼参りに行きたいと思います。
 ほんとうにありがとうございました。
 (K)



◎雪のなかをお参りさせていただきました!

 もう3月だから雪の心配はないと思いましたが、本山の周辺はまだすごい雪でした。
 それでも、神殿に上がり、こころを鎮めてお参りしていると、身体が温かくなるような気がしました。このようなことは初めてです。
 それ以来、仕事も家庭もみな順調です。おそらく、そのときの温かさは大黒さまの温もりではないかと思っています。
 (井関)



◎元日参りに行ってきました!

 今年はなんとか良い年にしたくって、元日参りに大黒さまに行きました。
 だからかもしれませんが、正月休み中にお見合いの話があり、今日、会ってきました。なんで彼のようないい人が、いままで一人でいたのかわかりません。それぐらいいい人でした。良い返事がもらえるといいなあ。これ実感です。まずは電話でご報告させていただきます。
 (三十路になりました)



◎お祭りに行きました!

 先日、「なにがあってもお祭りには行きます!」とお電話した喜多方の者ですが、当日は天気予報で雪かもしれないということで、第一回目の午前10時の特別祈祷に間に合うように向かったのですが、大峠の積雪が15cmほどあり、急遽引き返し、タイヤを冬用に取り替えてから、出直しました。それでも、なんとか12時の祈祷に間に合いました。結局は予定通りの12時の祈祷になってしまいました。
 もし、予定通りの時間に出かけていたらと思うと、ちょっと冷や汗ものです。もしかして、これもご利益ですか?
 (喜多方市在住)



◎なにがあってもお祭りには行きます!

 今年の正月元旦にお参りし、営業成績が伸びるようにとお願いしてきました。
 それがなんとか毎月前年度を越えていまして、このままいけば今年末には特別賞与がありそうです。今までは平日のお祭りが続き、お参りしたくてもできませんでしたが、今年は土曜日で休みなので、家族みんなでいく予定をしています。いや、なにがあっても行きたいです。
 10時と12時だそうですが、ここからは割合近いのですが12時のほうがゆっくりと行けそうです。よろしくお願いします。
 (喜多方市在住)



◎なんとか仕事を続けてきて良かったです!

 私の親の代から八百屋を営んでいましたが、近くに大手のスーパーが進出してからは毎日の売り上げも減少してしまいました。日によっては、赤字がでることもありました。しかし、近くの方が「ここがなくなると困るから・・・・・」という声にはげまされるようにして、細々ながらも続け、毎年、甲子の大黒さまにもお参りしてきました。
 ところが、今年になってから、そのスーパーが撤退することになり、再び、お客さまが戻ってきました。まだ、昔のようにはいきませんが、少しずつですが売り上げも増え、先が明るくなってきました。お参りをした最初のころ、「大黒さまの名前は、自分も大いに黒くなるほど仕事をしなさいという意味もあります」と話されたことを思い出します。本当に仕事を続けてきて良かったと思います。 (福島県 佐藤)



◎目標としていた仕事に就けました!

 以前は高校や大学への合格祈願が多かったのですが、最近は自分のやってみたい仕事に就きたいからとご祈願にみえられる方が多くなりました。
 仕事をして、自ら生計を立てていかなければ、一人前ではありません。だからといって、どんな仕事でもすればよい、稼げればよいというものでもありません。できることなら、自分がしてみたい仕事に就ければそれのほうが良いのは当然です。
 Tさんは、今年、東京都内の大学を卒業したばかりですが、希望は証券会社に勤めることでした。3年生の秋からいくつかの会社を訪問され、その一社に入ることができたそうです。彼がご祈願に来山されたのは、その3年の夏休みでした。
 ご祈願をして、その願いが叶いましたというご報告を受けるときほど、幸せなことはありません。最近、いつまでも親のスネをかじりつづける若者が増えているそうですが、それではいつまでも生きる喜びを味わうことはできません。自分の仕事が見つからないと嘆く人は、まず、仕事をしてみる、仕事をすることによって、その仕事の良さや考えてもいなかった喜びが生まれる場合もあります。悩んでいるより汗を流すこと、そのほうがおもしろい人生につながるように思います。




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