12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2024年10月15日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 朝晩は羽織るものがないと寒いぐらいで、今年の残暑を忘れてしまいそうな秋の風情です。
 米沢市内の小学生が9月25日から3日間、3クラスが元三沢東部小学校の学校林の整備に小町山自然遊歩道を通って行き、それで森林組合の方々が遊歩道の下草刈りや通るに邪魔な倒木を切ってくれたので、とてもよくなりました。
 前回は、9月30日に出かけたので、1日前の更新になりましたが、今回はいつものように15日の更新です。でも、今年の残暑の影響もあり、秋の花は例年より少ないような気がします。
 さて、今回の第2回「大人の休日倶楽部のパス」を使っての旅は、羽越本線の村上駅〜間島駅間で線路の土砂が流出したということで、「いなほ8号」には乗れませんでした。そこで、急きょ、予定を変更して、青森駅まで行き、そこから青い森鉄道で八戸駅まで行きました。
 そして、翌日はレンタカーで蕪嶋神社や種差海岸、そして久慈市の侍岬まで移動し、三陸沿岸道で戻ってきました。翌日は東北新幹線や常磐線などに乗り、5日間乗り放題を満喫しました。ここでは報告しませんが、別なページで少しずつ写真などを掲載したいと思っています。

 (今回の写真は、10月10〜14日に撮影しました。)


参道のギンナン

シュウメイギク

白花シュウメイギク

ジョウロウホトトギス

キバナノホトトギス

ホトトギス

サワアザミ

ミゾソバの群落

イヌタデの群落

ヒオウギの実

ダイモンジソウ

アキノキリンソウ

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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