12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2024年12月15日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 今月の中旬から断続的に行きが降り、小町山自然遊歩道も真っ白な銀世界になりました。
 おそらく、これが根雪になり、長靴を履いても、入ることができなくなります。今日も野生のサルたちがいましたが、その他にカモシカやノウサギ、リスなどもいますから、まさに動物たちにとっては野生の楽園です。
 せめて、この季節ぐらいは、自由に生きていて欲しいとおもっています。
 さて、光陰矢の如し、とはいいますが、今回で今年の更新は終わりになります。今年も、多くの方々に見ていただき、ありがとうございました。らいねんも、よろしくお願いいたします。
 冬期間は、ほとんど写真も同じような雪景色になりますが、それでも、何枚かは掲載したいと思います。
 そして、春の来るのを待ちたいと思っています。

 (今回の写真は、12月10〜14日に撮影しました。)


小町山自然遊歩道の入口付近

小町山自然遊歩道の入口

ツクシシャクナゲ

鬼面川の雪景色

雪が降る

吾妻山の夕映え

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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