12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2021年4月1日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 4月に入り、日射しもだいぶ春らしくなってきました。
 でも、3月30〜31日の黄砂は誰の目にもわかるぐらいで、吾妻山もぼやけて見えました。あちこちに残る雪の上にも、その色がついていました。今回の黄砂は、ゴビ砂漠から飛んできたものだそうで、日本でもこんなにも大変なのですから、現地では眼も明けられないほどのすごさではないかと想像しました。
 今年の桜の開花は、例年よりだいぶ早く、東京などではすでに散り始めているそうです。宮城県などでも開花しているそうですが、新型コロナウイルス感染者の増加で、緊急事態宣言が発出されているので、見に行くことはできません。それでも、医療従事者からワクチン接種が始まり、いぜんよりは緊迫感が薄れてきたようです。だから、リバウンドが懸念されているようです。
 今の流れでは、しばらくは遠くにいくこともままならないようで、もう少し自粛生活が長引きそうです。だから、今年もしばらくは小町山自然遊歩道をベースに、1年の植物たちの変化を記録したいと思っています。
 そして、なるべく早く新型コロナウイルス感染症が収束することを願いながら、今年の植栽の計画でも練りたいと思っています。

 (今回の写真は、3月31日に撮影しました。)


フクジュソウ

雪で倒される木

紅エゾムラサキ×サクラタンのツボミ

アズマシャクナゲの花芽

シャクナゲの実生苗

ヤマネコノメソウの芽

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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