12.小町山自然遊歩道便り

●小町山自然遊歩道の今(2020年6月1日 現在)をお知らせします●

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☆小町山自然遊歩道便り

 このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。

 今年のシャクナゲの開花期は、新型コロナウイルス感染症の影響で静かでした。というのは、不要不急の外出は控えるようにとの要請があり、特に県外からはまったく来山者はいませんでした。
 私自身も、小町山自然遊歩道の他にはほとんど出歩くこともなく、毎日、シャクナゲを植えていました。
 4月25日から5月10日まで、毎日孫たちといっしょに植えて、とうとう88本を小町山自然遊歩道に地植えしました。今まで鉢栽培をしていたシャクナゲの大株は、ほとんど植えましたが、抜き取った鉢を見るとこれだけ植えたのかとびっくりしますが、まだまだ植木棚には鉢植えが残っています。それでも、これで今年の冬の雪囲いはだいぶ楽になりそうです。
 そのほとんどが2000年以前に実生したり、接ぎ木をしたもので、鉢の重さだけでもそうとうあります。ここでは、ほとんどが素焼きの鉢なので、けっこう重いです。栽培をしているところで、その鉢から苗を抜き取り、一輪車で小町山自然遊歩道まで運びます。それだけならいいのですが、植え終わったら水もしっかり掛けなければなりません。これが意外と重労働です。
 1日3〜5本程度と思っていたのですが、16日間で88本ですから、平均して5.5本植えたことになります。これは、植える場所にも関係し、遠くなればなるほど、植えるのは大変ですし、近ければ苗を運ぶのも水を運ぶのも楽になります。それで、孫たちとの共同作業はとても楽しかったです。
 小町山自然遊歩道のわきには、下の写真でもわかるように、オオカメノキの花やシラユキゲシもたくさん咲いています。また、ブータンでいただいてきた「クレマチス・モンタナ」も元気に咲いています。
 今日から、県外への外出もできそうなので、ここ数ヶ月できれいにした小町山自然遊歩道に出かけてきてほしいと思っています。

 (今回の写真は、5月30日に撮影しました。)


小町山自然遊歩道

小町山自然遊歩道

小町山自然遊歩道

シラユキゲシ

石塔とツツジ

サラサドウタンツツジ

白花クリンソウ

クレマチス・モンタナ

カワラナデシコ

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※小さな花々も大切に!

 草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
 そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。

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☆小町山自然遊歩道について

 小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
 ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。

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