12.小町山自然遊歩道便り
●小町山自然遊歩道の今(2024年10月1日 現在)をお知らせします●
☆小町山自然遊歩道便り
このコーナーでは、小町山自然遊歩道の今をお知らせしています。
さすが10月に入ると、朝晩はだいぶ涼しくなり、ときには肌寒い感じがします。たしかに今年の残暑は異常でしたが、季節的にはもう秋の風情です。
米沢市内の小学生が9月25日から3日間、3クラスが元三沢東部小学校の学校林の整備に小町山自然遊歩道を通って行きました。それで、森林組合も遊歩道の下草刈りや通るに邪魔な倒木を切ってくれたり、とてもよかったです。この場を借りて、深く感謝いたします。
いつもは、決まった日に更新するのですが、今回は9月30日に出かけますので、1日前の更新になります。したがって、植物の写真も9月26〜7日に撮りました。
これらを見ると、やはり秋の山野草が多くなってきたことがわかります。夕方には虫の音も聞こえてきます。それに呼応するかのように、アキアカネもだいぶ赤味をまし、たくさん飛ぶようになりました。
今回の大雨は、能登半島だけでなく、羽越本線の村上駅〜間島駅間で線路の土砂が流出したということです。最初の予定では、第2回「大人の休日倶楽部のパス」を使って、先ずは自宅から仙台駅を経由して秋田駅まで行き、翌日は「いなほ8号」で新潟駅まで行く予定でした。しかし、現在も復旧作業をしていますが、その見通しはたっていないようで、相当な時間がかかりそうです。
そこで、急きょ、予定を変更して、青森県に行くことにしました。
最近は、JRも大雨や不慮の事故でダイヤが大幅に乱れることがあります。だから、帰ってきたら、このホームページでも報告したいと思ってます。
先ずは、行ってきます。
(今回の写真は、9月26〜27日に撮影しました。)
丸太の椅子 | 根っこから倒れたスギ |
コナラ林の道 |
アキアカネ | 6ミヤギノハギ |
ノコンギク |
シュウメイギク | 白花シュウメイギク |
クサボタン |
キレンゲショウマ | シロバナホトトギス |
ヤマジノホトトギス |
ツルリンドウの実 | ミゾソバ |
ゴマナ |
※小さな花々も大切に!
草木にも人間と同じ生命があります。一粒のタネが地面に落ち、やがて季節が来て芽生え、成長し、花開き、実を結び、そしてついには枯れて土に戻っていきます。このすばらしい自然の環を大切にしなければならないと思います。まさに人をいたわると同じ気持ちで……。
そして、植物と仲良くなるには、先ず植物の名前を覚えることです。名前は単なる符牒にすぎないという人もおりますが、その背景には、必ず人間との深い関わり合いがあり、結構面白いものです。ある文人は、「植物名は、短い形式の文学だ」といいましたが、私も全くその通りだと思います。
☆小町山自然遊歩道について
小町山自然遊歩道は、昭和59年より作りはじめ、今現在も仕事の合間をみて作業を続けています。植裁の中心は、なんといっても石楠花(シャクナゲ)で、日本ツツジ・シャクナゲ協会を初めとする全国各地の愛好者による献木が多く、日本や世界のシャクナゲなど370種類、6,000本が植えられています。そして、300種類をこす山野草も、なるべく自然のままに植付けられており、いつでも楽しめます。
ここには、まだ非公開ですが、私が世界各地より収集したシャクナゲの原種を植え込んだ「The Rhododendrons Species Section」があり、この充実にもつとめています。
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