●このコーナーでは、私の撮った写真を掲載しています●
☆この写真は、2025年1月に、「第71回 日本伝統工芸展」を観に仙台三越に行ったときに撮った三越の暖簾です。
この工芸展は、日本の優れた伝統工芸の保存と後継者の育成を目的に、公益社団法人 日本工芸会が毎年開催する国内最大規模の公募展で、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工などの作品が300点以上も展示されていて、毎年、これを楽しみに仙台に行っています。
ところが、この三越仙台店の正面入口に暖簾が掛かっているのに初めて気づきました。
三越百貨店は、1673年に三井高利が創業した越後屋がもとで、屋号は高利の祖父の時代まで「越後守」を名乗る武士であったことから名づけられたそうです。その後、三井家の姓から「三井呉服店」となり、1904年、「三」と「越」の一字ずつ取って「三越呉服店」となり、現在の「三越」になったそうです。
もともとは呉服店ですから、暖簾が掛かっていても不思議ではないのですが、百貨店になってからも暖簾が掛かっているとは思いもしませんでした。
やはり、長い歴史を誇る三越だな、と思いました。
この日本伝統工芸展も、日本橋三越から始まるのですが、昔はわざわざそこまで出かけたのですが、ここ10年ほどは半年ほど遅れて仙台三越で開かれるので、ここで観ることにしています。また、以前は日帰りでしたが、最近は1泊泊まって、ゆっくりと観ることにしています。
これも、私の年中行事のひとつになりつつあります。
(2025年1月23日撮影)
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