4.大黒さまについて
●このコーナーでは、大黒さまのことを掲載しています●
☆ 初めに
当山は、弘法大師作の甲子大黒天(きのえねだいこくてん)を祭る日本唯一の本山です。
その昔、大師が甲子大黒天をご謹作なされた時、開眼の法悦にひたる人々を前に「餅は、万粒を捧げて繁栄を祈り、これを搗いて豊穰を祝い、これを食うて英気を養う。」といい、甲子大黒天に供えたモチを食べることによって強い縁が生まれ、福禄寿が授けられると話したといいます。福とは精神的な心の豊かさ、禄とは物質的なものの豊かさ、寿とは心身の健康であり、すなわち家族皆が毎日毎日を大黒様のような笑顔で過ごすことができるように守護してくださるというのです。
まさに、大黒さまの笑顔は、すべての人々を真の幸せへと導いてゆくお約束の証でもあります。
今でもこの由縁によって、11月19日の越年例大祭はもちろん、団体参拝者にも予約にて年中受け付け、祈願されたモチ米を搗きたてのまま、献膳としています。
ここは小野川温泉を見下ろす小町山の麓にあり、境内には置賜33観音第21番札所や小町宮、小野小町居所跡、開山開湯の碑などがあります。また周辺には小町山自然遊歩道が整備され、春のシャクナゲを中心として四季の花々が咲き競い、遠くには最上川の源流である吾妻山を望むことができます。
☆ 唐金の大黒さま
平成8年1月15日、この年は12年に一度の御縁年にあたり、富山県高岡在住の日展彫刻家田端功氏によって、右の写真のような唐金の甲子大黒天像(八尺の御姿、六尺の台座、合わせて一丈四尺)が建立され、多くの参拝者をいつも笑顔で迎えて下さいます。
聞くところによると、唐金製の甲子大黒天像としては日本一の大きさだそうです。
☆ About Daikokuten (海外の方に)
Daikokuten is the ancient Indian god called “Mahakala“ in Sanskrit,
who took charge of battles, destruction and the like. In esoteric Buddhism, it is considered to be “Makesvara“ incarnate that is the guardian god.
In Japan, Daikokuten has been one of the Sichihukujin-seven gods that bring us good luck. Also in Shintoism, which is the indigenous religion of Japan, Daikokuten has been the Japanese god“ Ohkuninusi“ together and has been enshrined.
This genealogy brought the factors of esoteric Buddhism and ascetic Buddhism to the faith in Daikokuten.
People imagine that Daikokuten has a small mallet in his right hand, carries a large sack on his left shoulder, and wears a hood. He is usuallyseen treading on a straw bag and he is usually laughing.
In present day Japan, We can still see figures of Daikokuten.
(English version)
大黒さまのホームページPart5へは、下の絵馬を押して下さい。
タイトル画面へ戻る